新民家・古民家再築

02新民家とは、これから建てられる木造住宅で50年後に「古民家と同じく長期間住まい続けることが可能な新築木造住宅のこと」です。また、古民家再築とは、築50年以上の木造住宅でメンテナンスすることでまだ長期間住まい続けることが出来る住宅リフォームのことです。
一般建築で主に使用されている「人工乾燥材(強制乾燥材)」は、乾燥時間が短縮でき、短時間で強度を上げられ、反りや割れなどがなくなり加工しやすい木材となりますが、樹脂まで染み出してしまいパサパサになります。
そのため木の弾力性や艶はなくなり、強度も減ってしまい、木材の行う呼吸(調湿効果)も下がります。また、人工乾燥材は年月の経過により内側の割れが発生し、強度に問題が生じるため短命の住宅となってしまいます。(木材を高温で乾燥させると外側から乾燥していきますが、内部は外側と比べるとあまり乾燥せず、その差によって外側の材が内側を引っ張るため)

それに対して、自然乾燥材は年月の経過により施工後も木材が乾燥するため、外側の割れは発生しますが強度には影響しないため長寿命の住宅を建てる事ができるのです。法隆寺などに代表される日本の伝統建築が、自然乾燥材がいかに長命かを実証しています。

この長命な自然乾燥材を活かした新築が新民家、古民家を活かし復活させるリフォームが古民家再築です。